とり天

とり天

料理: 日本料理

地域: 大分県

分量: 4人分

とり天は、大分県で親しまれている鶏肉の天ぷら風揚げものです。にんにく・しょうゆ・砂糖で下味をつけた鶏もも肉に薄い衣をつけて油で揚げ、キャベツやかぼすを添えて食べる郷土の定番です。 から揚げのように片栗粉をまぶして揚げたものとは系統が異なり、衣は天ぷらに近いサラッとした仕上がりが特徴です。県内の食堂や家庭で日常的に作られ、お弁当や酒のつまみにもよく登場します。 このレシピは4人分の基本形です。下味を染み込ませてから衣にくぐらせ、175〜180℃で揚げ切る流れを家庭で再現しやすくまとめています。香りづけにかぼすを絞ると大分らしい爽やかさが出ます。

材料

  • 鶏もも肉 400g
  • しょうゆ 大さじ1と1/3(約20ml)
  • おろしにんにく 少々(約1/2片分)
  • 砂糖 5g(小さじ1強)
  • 薄力粉 50g
  • 卵 1/2個
  • 水 適宜(衣が塗れる柔らかさに)
  • 揚げ油 適宜(深さ3cm程度)
  • キャベツ(付け合わせ) 適量
  • トマト(付け合わせ) 適量
  • かぼす(またはレモン) 適量

手順

  1. 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、一口大〜小さめのそぎ切りにする。ボウルにしょうゆ・おろしにんにく・砂糖を混ぜ、肉を入れてまんべんなく絡め、冷蔵庫で15〜20分ほど味を染み込ませる。
  2. 別のボウルに薄力粉と溶きほぐした卵1/2個を入れ、水を少しずつ加えてなめらかな衣にする。箸で持ち上げてゆっくり落ちる程度のとろみが目安。衣は作り置きせず、揚げる直前に合わせる。
  3. 鍋に油を深さ3cmほど入れ、中火で175〜180℃に熱する。菜ばしを入れると細かい泡が静かに立つ温度が目安。
  4. 味付けした肉の余分な汁を軽く切り、衣にくぐらせて油へ。一度に入れすぎないよう3〜4切れずつ揚げ、中火で3〜4分、表面が薄い金色になり火が通るまで揚げる。途中で一度裏返す。
  5. 油を切ってバットか網に取り、油っぽさが落ち着いたら器に盛る。千切りキャベツやトマトを添え、かぼす(なければレモン)を絞って食べる。

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補足

から揚げと違い、とり天は天ぷらに近い薄い衣で揚げます。粉を厚くつけすぎるとかたくなるので、くぐらせる程度で十分です。

油温は175〜180℃が目安。低すぎると油を吸い、高すぎると中が生のまま表面だけ色づきます。最初の1切れで温度を確認すると失敗しにくいです。

下味はしょうゆ・にんにく・砂糖のシンプルな配合が大分らしい味。甘めが好きなら砂糖を少し足し、塩気が足りなければしょうゆを小さじ単位で調整してください。

かぼすは大分の定番添え物。なければすだちやレモンでも香りが立ちます。ポン酢やからしマヨネーズで食べる家庭もあります。

揚げたあとすぐに密閉すると蒸気で衣がしけます。網の上で少し休ませてから盛り付け、残りは常温で冷ましてから冷蔵し、食べる直前にオーブントースターで軽く温め直すと衣が戻りやすいです。

由来・歴史

とり天は、大分県で親しまれている鶏肉の天ぷら風揚げものです。にんにく・しょうゆ・砂糖で下味をつけた鶏もも肉に薄い衣をつけて油で揚げ、キャベツやかぼすを添えて食べる郷土の定番です。

から揚げのように片栗粉をまぶして揚げたものとは系統が異なり、衣は天ぷらに近いサラッとした仕上がりが特徴です。県内の食堂や家庭で日常的に作られ、お弁当や酒のつまみにもよく登場します。

このレシピは4人分の基本形です。下味を染み込ませてから衣にくぐらせ、175〜180℃で揚げ切る流れを家庭で再現しやすくまとめています。香りづけにかぼすを絞ると大分らしい爽やかさが出ます。